「ひぃぃぃぃぃぃなぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「おはよう、ルーちゃん。どうしたの?」

ルーちゃんこと野崎 瑠璃。とっても美人。

そして私は、瑚月 日向子。みんなからはひなって言われてる。

私たちは、高校一年生になります。



「ひっ。ぐすっ。ひなとクラスめっちゃ離れた、生きていけなぁぁい!」

「ははっ。そんなこと?ルーちゃんならすぐ友達できるよ。」

「しかも、、、。」

クラスが張り出された紙の前に立って自分の名前を探した。

「あった。あたし六組だ。しかも何?」

「しかも六組は…。」

「ちょっとーどうしたの?青ざめちゃってさー。早く言って、入学式始まるよ?」

「あの、夢矢 慶がいるんだよ