「まぁ、いっか」 そう言って考えるのを止める あー、これだからダメなんだよな。 すぐに話を流しちゃうから…。 自分に呆れながら電車に乗り込む さて、今日もいつものように過ごしますか。 ………そんな、私を影で見ている人がいた 「…宮本、明梨」 思わずそう言葉を落として彼はニヤリと笑う やっと見つけた。、と まぁ、この時の私が気づけるはずもなかったけど ──────────────