まず、叔母さんにもらった箱をあける。中には可愛いピンク色のケータイとメッセージカード入っていた。
『未来へ
いままで不自由させてばかりでごめん。
あなたは私の本当の子じゃないけれど、本当の子同然にあなたを愛してる!
そんな私からささやかなプレゼント。料金かかりすぎたら没収するわよ☆
叔母さんより』
目頭が熱くなった。ケータイを起動させると、もう叔母さんのアドレスが入っていた。
もう、早速いじったんだ。叔母さん…
嬉しすぎて感動してる。こんなの初めてだった。
私は、ついに色あせた手紙に手をかけた。


