孤独な姫

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コンコンッ


「お父様私です。」


「入りなさい。」


「お父様!みて?すごいのよ?今日私ちゃんと宅配便の人とお話できたわ!」


「そうか!!大きな進歩だな!・・・・・・・・今日はな、大事な話があるんだ・・・。」


「・・・・はい。」


「お前には明後日婚約者の国に行ってもらうそして結婚するまでの3ヶ月の間そこでの暮らしになれるように暮らしてもらう。」


「!!!!」


「すまん、お前・・・・いや国の為に頼む・・・・」


「分かりました。ただ、条件があります、メイドは全ておいていきます、私一人で十分です。」


「それは出来ない・・・・すまないお前のきもちは良く分かる、めったに家族にあえなくなってしまうからな・・・・」

「ではなぜ!!?」


「私はヒメ様を一人になど出来ません!!」


そういいドアをバンッ!と開く音がして出てきたのは通常は長いはずのスカート丈をひざ上までにしたブロンドの髪のメイド、レイナがいた。


「だ、そうだ。このじゃじゃ馬は置いていっても追いかけてくるぞー。」


「兄様・・・・」


「王子!私はただ姫様のお傍にいたいのです!私の家族の事はは大丈夫です!」


「よし分かった!私が命令を出す!ティアラ姫専属メイド、レイナ!姫とともに隣国に行き姫が快適な暮らしを過ごせるように最善を尽くせ!!コレは国王陛下の命令だ逆らう事は許されないいいな!?」


「はっ!!私レイナ命をかけ姫の事を助けていきます!!」


「レイナ・・・・・・・・・・。分かった一緒に行きましょう?」


「はいっ!」