そうして、チラッと加奈子の席を見た。
「えー・・・」
「ん??ミル?どーしたの~??」
「いやっ!!!!なんでもないっ!!」
「ふ~ん・・・」
どうして??いるはずのない、加奈子が
こちらを見て気味悪く笑ってる。
胸あたりにはピンクのTシャツが、赤く染まっていた。
私が、加奈子にナイフを刺したところだ。
どうしているの?
死んだんじゃないの?
だって、今、先生が死んだって・・・。
ってことは・・・。
『あれ』は・・・・、
成仏しなかった
加奈子の霊??!!
どうしよっ!!
呪われちゃうっ!!!!
殺されちゃう!!!
いやだっ!!
まだ、死にたくないっ!!!


