次の日の給食ー・・

「ねー!奈留~、これも入れちゃう??」

「そーだね~、悪魔は何でも食べちゃうから!!」

「人間も食べちゃうかもよ~」

きゃはははは・・・。


おつゆの中には、

鉛筆・ケシカス・鉛筆のけずりカス・牛乳などなど。

スペシャル調味料。


パンにはなぜか、マッキーペンがぶっ刺してある。だから、中は黒い。


箸は、折られてて、食べずらい。

食べたくないなあ。

「どーしたの??食べないの~??」

「悪魔なんでしょ~??」

「なに?1人で食べれないなら手伝ってあげる!!」

「ちょっ・・・!!」

「ほらほら~♪」



無理やり、おつゆに顔をつけられた。


鉛筆の芯が刺さって痛い。


ゴボゴボ!!!!


いつまでもつけられているからむせた。



「やばっ!!」

女子たちは、さっと、自分の席に着いた。


「はあ・・・、はあ・・」



こんなのが毎日続くの・・??



「ははっ・・。」


笑ってみた。


涙が止まらない。


ああ、そうか。

笑うって、悲しいことを消すためにあるんだ・・・。

なーんだ。私。