『ただいまー』
『おかえりー』
“おかえり”
お母さん以外から言われるその言葉はなぜだか温かくて…きっとお父さんがいたらこんな感じなのかなぁって、ガラにもなく想像してしまった
そしてそれを隠すように魁斗に話しかけていた
『まだいたんだ、ヒマだねー(笑)』
『うっせ、たまたまだよ!』
『あーはいはい、たまたまね』
『おまっ、ホントだからな!!明日来たっていないからな!!!』
『大丈夫、期待してないから』
『叶夢可愛くねぇ』
『ごめん、今更』
『今更って(笑)』
『んー?事実だもん』
『それ言ってて悲しくなんねぇの?』
『なんないね、自分超可愛いだなんて思ってないから』
『そもそも自分超可愛いだなんて思ってるヤツの方が少ないだろ』
『世界は広いから分かんないじゃーん』
『話が一気に広くね?』
「花音ー、ご飯よー」
「えっ?!」
時間を見てみるともう7時を回っているところだった
「始めたのが3時頃だから・・・もう四時間近くやってたんだ」
「早く止めなさいね?」
「はーい」
