ばたばたと廊下に足音が
響く。
けたたましいノックが鳴る。
「大変だよリツカ!箒星の奴らが村に来てるんだ!!」
まだ夜明け前。外はまだ暗い。
ドアを開けると息をきらしながら泣きそうな少年がいた。
「箒星?あいつらまた村の人間を連れていく気か…」
少年の頭をくしゃっとしてやって家ん中いろよと言ってから俺は重い足取りで外に出た。


中央広場
「もう町の人間は渡せんぞ」村長と思われる老人は声を張る。
「無駄な抵抗は…よくないです」控えめな態度の少女とは裏腹に拳銃を取り出して銃口を向ける
「わ、渡せんもんは渡せん!!」
「聞いてもらえないなら、
殺すまでです」
ドンッ
倒れる老人、上がる悲鳴、泣き叫ぶ子ども達。
ぽつぽつと降りだした雨がやがて本格的に降りだした。
最悪な夜明けをむかえた。