ずいぶんといい夢見てるんでしょうね……?

てゆうか、あたしの授業で寝るなんてどういう神経してんの?

他の授業でも寝てるんだろう、でもそんなことはどうでもいい。

あたしの授業だけは真面目に受けろとだけ言いたい。

こっちがどれだけめんどくさい思いして授業してるかアンタわかんないでしょ?!


とりあえず、そいつ(名前覚えてない)を起こすことにした。

「起きなさい。眠いかもだけどもう少しでお昼だから、がんばって!」

あたしは優しく声をかけ、寝ている男子生徒の背中を軽く叩いた。