さくら**アナザーストーリー**地味子3


「久しぶり」

「ちょっと待って、雅ママ・・・」

雅ママが、頷いたので、後援会長にお辞儀をして

その場を離れた

「ありがとーってか長かったー」

「クス 若奥様も板についてきたねぇ」

「もーからかわないで!って、今日は、また着物で・・・・

一人?」

「いーや・・・・あっち・・・・」

指差す方を見ると

「そろい踏みかー挨拶しないとねぇ」

「あーかーさんが連れてきてって・・・俺はパシリ」

二人でクスクス笑いながら移動し

「連れてきたよ、かーさん」

「お久しぶりです。おばさま」

「まぁまぁ本当にねーさくちゃん達の結婚式以来かしら」

「その節は、足を運んでいただきありがとうございました」

「何言ってんの、うちが、無理やり押しかけたのに!

でも、綺麗だったわよねぇ・・・って、ねぇーさくちゃん

うちのは本当に誰もいないの?」

京が嫌そうな顔をしている

「クスッ最初、みゆきさんかと思ったくらいで・・・

報告は来てませんよ・・・おばさま」

「そーもーすぐ30なのに・・・この際・・・ゆめちゃんと

なんて・・・」

京の、頬がひきつる

「クスクス、えー夢と見合いなんてどうかしら・・・」

「こらー桜ー調子にのるなー」