「久しぶり」
「ちょっと待って、雅ママ・・・」
雅ママが、頷いたので、後援会長にお辞儀をして
その場を離れた
「ありがとーってか長かったー」
「クス 若奥様も板についてきたねぇ」
「もーからかわないで!って、今日は、また着物で・・・・
一人?」
「いーや・・・・あっち・・・・」
指差す方を見ると
「そろい踏みかー挨拶しないとねぇ」
「あーかーさんが連れてきてって・・・俺はパシリ」
二人でクスクス笑いながら移動し
「連れてきたよ、かーさん」
「お久しぶりです。おばさま」
「まぁまぁ本当にねーさくちゃん達の結婚式以来かしら」
「その節は、足を運んでいただきありがとうございました」
「何言ってんの、うちが、無理やり押しかけたのに!
でも、綺麗だったわよねぇ・・・って、ねぇーさくちゃん
うちのは本当に誰もいないの?」
京が嫌そうな顔をしている
「クスッ最初、みゆきさんかと思ったくらいで・・・
報告は来てませんよ・・・おばさま」
「そーもーすぐ30なのに・・・この際・・・ゆめちゃんと
なんて・・・」
京の、頬がひきつる
「クスクス、えー夢と見合いなんてどうかしら・・・」
「こらー桜ー調子にのるなー」

