「じゃー一度でも私の成績表見たことある?

ないわよね・・・

今回の会社のことだって、認める前に見ることもなかった

結局、興味がないのよ・・・・大体、誕生日も覚えてないでしょ」

「・・・覚えてるわ」

「じゃー言ってみて」

母親が言った日にちは全部外れていた・・・

「それ全部違うからってか、俺らのでもない」

こーちゃん・・・母親の告げた日にちは、兄弟のものでもなかった

パパもかばいきれず、横を向く

「大体、私の足・・・・嫌なんでしょ」

ハッとした顔で、私を見る

「知っていたよ。義足をのけてくると、ママだけが

そっと部屋に戻るのを・・・気づいてないと思った?」

「・・・たまたまよ」

「「うそだね」」

はーちゃんとこーちゃんも気づいていたようだ

「本当は、こんな体になるくらいなら、あの時死んだほうが

よかったって思ってるんじゃないの?」

母親は、何も言わない

「・・・・そっんなこと、あるはずないよなぁ」

パパが、母親を見る・・・何も言わない

「興味もない、見るのも嫌 そんな、私にどーして欲しいの?」

「さくちゃんさえ、許してくれたら・・・みんなも・・・」

「勝手な都合、おいいでないよ!!」

怒ったおばあちゃん ほんと、勝手だね