大丈夫。



意地悪な君のその隠れた優しさは、



知ってるから。







誕生日にくれたネックレスも



コンビニのケーキも




助けてくれたお母さんも





全部全部、君の優しさが溢れてるから。






「港っ」



名前を呼んで彼が振り返る。





チュ.......







真っ赤になる彼の意地悪に隠れた優しさが




「大好きっ」








        【END】