君からの、優しさが。






「古城椎!この問題を解け」




「はいっ?」





嘘でしょ........



今日はちょっと油断しすぎましたか...





「え、と....ですね」



立ったまま黒板を見る。




「解けないのか?」



「え、と....ですね」






あたふたしていると後ろのほうから小さな声が。





「椎、2だ」



この声は....




私はその声を信じる。




「先生2ですっ!」