君からの、優しさが。





きっと、港も私に何かあったって、気づいてる。



黙って私についてきてくれた。





「で、どうした?」



屋上につくと港は私の前に立った。




「港...........わた、し.....」




今更になって、怖い。


全部言って、港が離れていくのが。




遠距離恋愛なんて、子供には難しい。




だけど、言わなきゃ........




「港、私、ね.........」



「ん」



港は私の頭を優しくなでてくれた。