君からの、優しさが。





お昼休み。




私は渚のところへと行く。





「な、渚.............」




「椎、どしたの?」




お母さんに言えなかった事...いったほうがいいよね。





「私、お母さんに....いえなかった....」



「椎.................」



「ごめんねごめん、渚をひとりぼっちに、しちゃ、う......」




確かに、渚は私以外に友達がたくさんいる。




だけど、長い間私と渚はずっと一緒にいた。



今更気前良くグループに入れてくれる所なんてあるかわからない。






「椎、何泣いてるのっ私は大丈夫に決まってるじゃんっ」




笑ってる渚を見て、つられて私も笑ってしまった。