君からの、優しさが。






気づいたら離れていく港。




「あれ........?」





港と付き合って約半年.......


私、さりげなく初チュー奪われました?





ボッと音が出そうなくらい顔が熱くなる。




顔が火照ったまま家のドアを開けた。







今なら何も怖くない。




「ただいま.......」



リビングからこぼれる小さな明かりだけを頼りに暗い廊下を進む。






「......椎」



自分の部屋へ戻ろうと階段を登ろうとしたときだった。




お母さんの声がリビングから聞こえる。