「ママ、待って!どうして私をおいて行くの!?ねぇ、ママ待ってよ!」
ママは振り向かない、かわりに隣にいる女の子が振り向いた。
私…?
私とそっくりだった。
まるで鏡の中の自分をみているみたい。
「ねぇ、その子は連れて行くのにどうして私は連れて行ってくれないの!?」
夢の中の私は泣きはらしていた。
私はこのシーンを知っている、
「私はママの娘なのに!!」