「よしっ!!!」
気合入れのために髪を1つにまとめてポニンテールにした。頑張っちゃうもんね!!
まず、あいつの好きな、「エビフライ」と「ハンバーグ」に「から揚げ」そしてふっふっふっ☆ゆーすけの大☆好☆物のジャジャ~ン☆「カツカレ~」!!!!あいつ意外と子供っぽいんだよね~。あははははは~。つくっててニヤニヤしちゃう・・・。きもっ!!
なんか1人でボケて1人でツッコミいれてる・・・・・。馬鹿かわたし・・・・。
ゆーすけよろこんでくれるかな??うれしすぎて泣いちゃうかもね!そんなときは、
パシャッ!!っとシャメシャメ!!ふふふふ!!アー面白い!!
「・・・・・・。」
「ゆるさない・・・・。あんなブスが裕介君と一緒なんて・・・。かわいそう・・。」

「許さない・・・。三嶋可愛・・・!!」
「ん??」
今、何か声が聞こえたんだけどなー。気のせいか!!さあ!再会!再会!好きな人にどれだけおいしいって言われたらうれしいか・・・・。想像しただけでわくドキだわっ!!!


「うっし!できた!!」
わ~!ステーキやユースケの大好物たちだらけなんてなんてあいつはいい幼馴染をもったんだろう!!わたしってやればなんでもできるんだ!!!ふふん♪あとは、ゆーすけが
来るだけ♪ふんふふふ~ん♪ー1時間後ーふんふふふーん・・・ー2時間後ー・・・・。
「どうしたんだろ・・・。またバッティングセンターかなあ?それともカラオケかなあ?
あー!遅い!!」
「せっかく作ったのに・・・・。ゆーすけのバカッ!!・・・・。」
あーあー、どーすんのよ・・。このごちそう・・・・・。私が食べる・・?????
うん・・・。捨てるのはもったいないし・・・。そーしよう・・・。
      もぐもぐ・・・・もぐもぐ・・・・
あーさみしー・・・。幼馴染のためにつくったやつ食べるとかマジうける・・・・。
なんだか、ステーキがしょっぱい・・・。あまい手作りケーキもしょっぱいなあ。
ああ、どうしよう・・・・。今、顔、上げれない・・・・。
パクパク・・・・しゃきしゃき・・・・・
あーまずー・・・作るんじゃなかったなー・・・・。ケーキ1ホール1人で食べれるかなあ??もー無理ッ・・・・・。しょっぱい調味料がケーキの上を通過する・・・・・。
「まずう・・・。」
甘いはずのいちごもしょっぱいし、悔しいぐらい甘い生クリームもしょっぱい。
           ガラッ!!
「おい!何上手そうなもん1人でくってやがる!!俺にも食べさせろ!!」
「・・・・。ゆーすけ??」
なんで?
「何でココにいんの・・・??」
「んとねー・・大介たちとバッティングいってたら~・・・お前の姉ちゃんから~」
「はあ!?」
ねえちゃん!?なにしてんの!?
「「可愛が何か張り切って作ってたよ☆^^」ってメールきてー多分俺の好物だらけだろうなと思って来ちゃった☆」
ガサガサと袋からクラッカーを取り出した。
            パアンッッ!!
「ハッピバースデ!!ゆーすけ!!」
「うん。ありがと。」
「じゃあ、たべよっか~。」
「うん・・・。なんか・・・ケーキしょっぱいんだけど・・・。」
「え~??どーして・・・・。しょっぱ!!!」
どうしよー・・・。砂糖と塩間違えた・・・・。
泣いてたときにケーキがしょっぱかったのは涙のせいじゃなかったのか・・・・。
「テッ・・・テヘ☆」
まあいいんじゃない??ゆーすけ笑ってるし!!だいじょーぶ!!おK!!
「おっ!カツカレーじゃん!!・・・・・。カラッ!!!」
「きゃあああああ!!七味入れちゃった~!!」
「オムライスも裏焦げてて苦いし!!」
「あちゃ~☆ごめっ☆作り直して☆お願い!」
「めっちゃ最悪・・・・。自分の誕生日に自分で作って食べるって・・・。」
「いいじゃん!!」
「なにが、「私ってやればできる!!☆」って!!できてねえじゃん・・!」
「ムキイイイイイイイイイ!!!」
そのあとゆーすけが作ってくれた、オムライスは絶品でした☆