私は、家に帰って、アイロン台を、取り出した。

あれ??マフラーってアイロンがけしていいんだっけ???

おかーさんに聞かなきゃ。

焦げたら最悪じゃん。

せっかく好きな人(多分)のなのに・・・。

家事できますよ!!アピールしなきゃ!!!

「うっし!!」

「え??何??牛??牛みたいな顔してるわよ、あんた。」

「・・・・・。」

お母さん、あなたは、実の娘の顔に泥・・・いや、牛を押し付けるのですか??

「あっ!!お母さん!!マフラーってアイロンしていいの??」

「あ~・・・。だめだめ!!毛糸でできてるんだから!!」

「ふ~ん・・・。」

だめ・・・か・・・。

「それより、お使いしてくれな~い??」

「・・・・。」

お母さんは、ふかいため息をついて、言った。

「1000円あげるから、行ってください!!」

私は、ニヤリと笑った。
「まいどあり~♪」


毎回このノリで行けるな。今回は、1000円だったけど、

値上げしてやる。

セールはしないぞ。

私は、ゆーすけがくれたマフラーをとって、玄関を、出た。

「「あっ。」」

「ゆーすけ??」

「可愛??」

「いや、私、〇〇町に買い物なんだけど。」

「いやいや、俺も〇〇町に使いすんだけど。」

まさかの・・、偶然??

好きな人と、買い物ってどうよ?
なんか、仲いいふーふっぽくない????

きゃーきゃー!!

なんて妄想しちゃって☆

ホンと私のはやとちりっ☆


ほんと・・・

ほんと・・・・


ほんとお・・・・