妄想少女と標的君【完】






7時間目はずっと上田君とのデートを考えてた。



苦手な数学だったから、余計妄想力が発揮されるし。




待ち合わせは学校の近くの公園の噴水前で、上田君の私服はきっと落ち着いてるけどかっこよくて、噴水の近くの時計台に寄りかかりながらスマホいじってて、

私が

「ごめん待った?」

って聞くと、

「今来たとこ」

って笑って言ってくれて、

どこに行くか決めてないから考えるんだけど、街をふらふらすればいいやってなって

お互いがいればいい的な。


で、一日中上田君を堪能…ごほんっ
一日中一緒にいて、楽しんで、お別れがすごく寂しくて
何も言わず立ってて、私が

「楽しかったね!今日は1日ありがとう!」

って言うの。