妄想少女と標的君【完】






爽やかな春の風が肌に優しく触れて、その心地よさに目がトロンとする…



まどろみかけた私の耳に



「私とゆーくんと、早和と上田君でダブルデートしない?」



真優が突然そんなことを言ってきた!



「えっ!?」



驚きのあまり叫んだら、眠気なんかすっきりしちゃった。



「おっ!それ良いじゃん!」



香奈が目を輝かせてる。


君…プランに名前出てないっすよ…?



「いいけど…上田君が来るか…」


心配…


「大丈夫だよ!!」


キラリン☆

ぐはっ


真優の、お嬢様みたいな美しい微笑みに


「はい…上田君誘って行きます。頑張ります。」


負けた。