妄想少女と標的君【完】








シーーーーーン………




『嘘でしょっ!!?』





少し寒い空気と温かな光



静止していたこの空間で



わたしの声が響いた。




自分でも驚くほどにでかい声で





思わず口に人差し指をあてて




『しーーーーっ!』




とか言っちゃった。