妄想少女と標的君【完】






「あ―…上田君ねー…あたし的には普通にかっこいいと思うよ?」



話に食いついてくれたみたい!


さっきまでの眉間に寄ってたしわが伸ばされてる!



「だよねっ?で、私、最近上田君が気になっててさー。さっきもねー」



私は香奈に、自分がすっかり目的を忘れて、上田君ばかり見ていたことを話した。



「あぁ―。ついに、その目的果たされるんじゃない?」



香奈はチラッと上田君の方に目だけ向けて言った。



「え?」



「春が来たんでしょ?早和に。」



さらりっ



真顔で結構大層なこと言われた…!




「ええ゛っ!!!うそぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!」



私はよく通る声で叫んだ…というより発狂してた。



あぁ…やっぱりまた恥ずかしい反応しちゃった………