次の時間、湧が保健室に お見舞いに来た。 「ったく・・・大丈夫かよ?」 「ごめん・・・なんか」 湧はあたしにノートの紙切れを渡した。 「何よこれ?」 文字が書いてある。 「・・・まず、早く治せよ!!」 照れたように湧が言った。 行っちゃった。 あたしは手紙を読んだ。 湧の文字だ。