はぁ〜。
和食の晩飯を食べている俺と遥。

でも、遥は何も話さなかった。


『なにすねてるの?』


『だって………始めてお料理頑張ったのに……』


魚をいじりながら、言う遥。

『しゃーねーだろ?麻緒と純に仲直りしてほしいだろ!?』


『うん………………。』


はぁ
『どうしたら許してるの?』



どこまでも遥に甘い俺。


『瑠伊が、この魚の身とってくれたら』


はい?!
魚を見ると見るも無惨な姿の魚がいた。

『いいよ。お皿貸して』


『わぁーい。』


遥の魚の身をとってやる。こういう所ガキだよな



チャララ〜〜
そんな時に、遥の携帯がなった。



『もしもし。おぉーよかったねうん、うん』



電話を進める遥。