瑠伊side

俺はテンションの低い純と家に帰った。


ガチャッ!!

俺がドアを開けるとエプロンをつけた遥が出てきた。
『なんでエプロン??』



『じ、じゅんくん?!』


俺の話聞けよ!!!


『はぁーる。早くまぜ…………純。』



沈黙が続く。

……………………。


沈黙を破ったのは俺。

『あのさぁ、俺ら外で食べるから。行くぞ、遥。』


俺は、遥の腕をひく。

すると遥が

『えぇー、料理作ってるよ!?』


はぁー。
KYだろ。


『いいから。麻緒と純はよく話せ。』


俺は、遥の腕を無理やり掴み連れて出た。