あの子の不登校事情



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すべての授業が終わり、放課後。



「けーん!帰ろうよ!」

突然肩をポンと叩かれ、すこしビクッとしてしまう。

驚かされるの、苦手なのに。


「帰る、ちょっと待ってて」

俺は肩を叩いてきた三浦俊太に返事をしながらブレザーを羽織る。

学校指定のものじゃなくて、私物。
この高校は自由だから。