廉君は小さく笑うと、大切なものを扱うように優しい仕草で、あたしの頬へと手を添えた。
思ったより冷たい手の感覚が、ヒヤリと心地良くて瞳を閉じる。
「もう一度だけキスしたら、部屋へ案内するよ」
返事を待たずに、重ねられた唇は
廉君の想いを伝えるように激しくて…
でも彼そのもののように優しくて…
頭の芯が溶け出してしまいそうに熱かった。
廉君、あなたが大好き…。
だけどね、どうしてもこれだけはお願い。
恥ずかしいから、さっきみたいなキスは、二人だけの時にしてね?
またお母さんの前であんな事したら…
あたし、怒って帰っちゃうからね?
思ったより冷たい手の感覚が、ヒヤリと心地良くて瞳を閉じる。
「もう一度だけキスしたら、部屋へ案内するよ」
返事を待たずに、重ねられた唇は
廉君の想いを伝えるように激しくて…
でも彼そのもののように優しくて…
頭の芯が溶け出してしまいそうに熱かった。
廉君、あなたが大好き…。
だけどね、どうしてもこれだけはお願い。
恥ずかしいから、さっきみたいなキスは、二人だけの時にしてね?
またお母さんの前であんな事したら…
あたし、怒って帰っちゃうからね?



