もう、我慢しなくても良いよね? ギュッと廉君の抱きしめる腕が強くなった。 それは、あたしに泣きなさいと告げる合図のようで… まるで川が決壊したように涙が零れ落ちた。 怖かった 辛かった 哀しかった 寂しかった 会いたかった あらゆる感情が涙となって怒涛の勢いで押し寄せてきた。 頭が真っ白で、あたしはただ夢中で廉君にしがみ付くと、耐えてきた感情を全て吐き出すように泣いた。 それからどのくらい時間が経ったのか 気がつくと、あたしは真っ白な空間にいた。