その後、廉君は仕事へ戻る事無く、ずっとあたしに付き添ってくれていた。
ホテルの従業員の仕事ぶりを目の当たりにしたあたしにとって、あの状況を放り出して彼をここに留めるのは、いけないことのような気がした。
戻らなくても良いのかと何度も訊いたけれど、「気にするな」の一点張りであたしの傍を離れようとしない廉君。
きっと凄く責任を感じてしまったのだと思う。
また何かあってはと、あたしを護るために傍にいてくれるのだと思う。
それはとても嬉しいことだったけれど…
過酷な仕事と重責を背負う廉君に、更に一つ枷を負わせてしまった気がして…
あたしは気持ちが塞ぐ一方だった。
その様子は、あたしの体調が悪いようにも、精神的ショックを受けているようにも見えたかも知れない。
お医者様からは、念のため一晩だけ入院して様子をみてはどうかと勧められた。
けれど、あたしは別荘へ戻ることを、強く希望した。
ホテルの従業員の仕事ぶりを目の当たりにしたあたしにとって、あの状況を放り出して彼をここに留めるのは、いけないことのような気がした。
戻らなくても良いのかと何度も訊いたけれど、「気にするな」の一点張りであたしの傍を離れようとしない廉君。
きっと凄く責任を感じてしまったのだと思う。
また何かあってはと、あたしを護るために傍にいてくれるのだと思う。
それはとても嬉しいことだったけれど…
過酷な仕事と重責を背負う廉君に、更に一つ枷を負わせてしまった気がして…
あたしは気持ちが塞ぐ一方だった。
その様子は、あたしの体調が悪いようにも、精神的ショックを受けているようにも見えたかも知れない。
お医者様からは、念のため一晩だけ入院して様子をみてはどうかと勧められた。
けれど、あたしは別荘へ戻ることを、強く希望した。



