一人になった部屋で何をするでもないが、一応客室でテレビもあればベッドもソファーもある。
テレビでも見て廉君が来るまで待とうと、ソファーに座った時、チャイムが鳴った。
少々早い気はしたが、安田さんの用事が済んだのか廉君が早く戻れたのだろうと、すぐにドアを開けようとして一瞬戸惑う。
『絶対に一人で部屋を出たり、私と廉さん以外を部屋に入れたりしないでくださいね』と言った安田さんの真剣な表情を思い出だして、念のためドアスコープを覗くが、そこには誰の姿もなかった。
「誰?…廉君?」
「…うん」
立ち位置が悪くてスコープの範囲に映り込まなかったのだと解かり、ホッとしてチェーンを外す。
『あなたは廉さんに微笑んでいてくださればいいんですよ』という安田さんの言葉を思い出し、最高の笑顔でドアを開けた。
「お疲れ様、廉く…」
「やあ、お留守番かい?」
ドアの前に立つ人を見て息を呑んだ…。
そこにいたのは廉君ではなく
彼がもっとも接触を避けたがっていた男性だった。
テレビでも見て廉君が来るまで待とうと、ソファーに座った時、チャイムが鳴った。
少々早い気はしたが、安田さんの用事が済んだのか廉君が早く戻れたのだろうと、すぐにドアを開けようとして一瞬戸惑う。
『絶対に一人で部屋を出たり、私と廉さん以外を部屋に入れたりしないでくださいね』と言った安田さんの真剣な表情を思い出だして、念のためドアスコープを覗くが、そこには誰の姿もなかった。
「誰?…廉君?」
「…うん」
立ち位置が悪くてスコープの範囲に映り込まなかったのだと解かり、ホッとしてチェーンを外す。
『あなたは廉さんに微笑んでいてくださればいいんですよ』という安田さんの言葉を思い出し、最高の笑顔でドアを開けた。
「お疲れ様、廉く…」
「やあ、お留守番かい?」
ドアの前に立つ人を見て息を呑んだ…。
そこにいたのは廉君ではなく
彼がもっとも接触を避けたがっていた男性だった。



