「あはは…すみません。
でも廉さんならそう言いかねないですよ。
あなたをとても大切に想っていますからね。
だからいろんな意味で護る必要があるんですよ」
「いろんな意味で?」
「そうですよ。ナンパからも厄介な輩からもね」
厄介な輩というのが気になって聞き返そうとしたとき、安田さんの携帯が鳴った。
深刻な話なのか、眉間に皺が寄り、先ほどの表情が嘘のような険しい顔にドキッとする。
いつもは優しい運転手の安田さんが、ボディガードだと言われてもピンと来なかったけれど、この時の表情なら頷けるものがあった。
「香織さん、少し出てきますので、ここから動かないでもらえますか?」
「はい」
「すぐに戻りますから、絶対に一人で部屋を出たり、私と廉さん以外を部屋に入れたりしないでくださいね」
「…? はい…」
何故そんなにも神経質になるのかと問いたかったけれど
「私が出たらチェーンを掛けてくださいね」
と言い残すと、安田さんは大急ぎで部屋を出て行ってしまった。
でも廉さんならそう言いかねないですよ。
あなたをとても大切に想っていますからね。
だからいろんな意味で護る必要があるんですよ」
「いろんな意味で?」
「そうですよ。ナンパからも厄介な輩からもね」
厄介な輩というのが気になって聞き返そうとしたとき、安田さんの携帯が鳴った。
深刻な話なのか、眉間に皺が寄り、先ほどの表情が嘘のような険しい顔にドキッとする。
いつもは優しい運転手の安田さんが、ボディガードだと言われてもピンと来なかったけれど、この時の表情なら頷けるものがあった。
「香織さん、少し出てきますので、ここから動かないでもらえますか?」
「はい」
「すぐに戻りますから、絶対に一人で部屋を出たり、私と廉さん以外を部屋に入れたりしないでくださいね」
「…? はい…」
何故そんなにも神経質になるのかと問いたかったけれど
「私が出たらチェーンを掛けてくださいね」
と言い残すと、安田さんは大急ぎで部屋を出て行ってしまった。



