カツカツと靴音を立てながら目的地に向かう。 花屋さんであの人が好きな花を買って、 ゆっくり、ゆっくりとこの時間をかみしめながら歩く。 フワッ…。 「あぁ、あなたも応援してくれるの?ありがとう。」 桜の木が笑った気がした。