「…姉のことを、よろしくお願いします。」 頭を下げた。 そして彼は今までに見たこともないような笑顔で 「一生かけて亜美を愛することを誓うよ」 そう言って去って行った。 最後に、 私の手のひらに 私と彼の大好きな ココアの缶を残して…。