「…あー!今のすげー恥ずかしっ…!俺、気持ちわりー!」 グシャグシャと頭を掻く竹内くんは、耳まで真っ赤で。 …わたしも、照れ臭くなる。 「気持ち悪くないよっ。わたし、嬉しかった…です。」 最後の方は消えかけ。 俯いたまま、冬とは思えない体温に、酔っちゃいそう。 「……本当ですか」 「本当…です」 もう、竹内くんの気持ちがわからないなんて言えません。 幸せで、幸せで。 もしここで一生分の幸せを使いきってるとしても、わたしはきっと 今日のことを思い出すだけで、生きていけると思うのです。