「の、飲みます…」 しゅうぅぅって音がなるくらい俯いて。 真っ赤な顔を見られるのって、恥ずかしい。 「…ん。」 「………?」 差し出された、左手。 「─ 俺が、開けるよ?」 …もう、もう。 どこまでどきどきさせるの? 「…っ、ありがとう」 ずるいよ、竹内くん。 わたしばっかりどきどきしてる気がするんです。