「…俺に、話あるの?」
それでも、竹内くんとこんなに近くで話すのは告白以来で、ドキドキするんです。
「…あの、ね…」
目を見ると、心臓が爆発しちゃうんじゃないかって思うんです。
冬だと思えないほど熱い体は、わたしの気持ちを素直に表しているのです。
「今日、さ…」
秋の日の、あの勇気を思い出して。
今日も、きっとできるでしょう?
「一緒に、帰れないかなぁ…?」
恥ずかしくてしょうがなかったけど
竹内くんが笑ってくれたから、わたしの不安なんてもう、夢のはなし。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…