「あたりまえだろ?

 見捨てねーよ。

 ってか、梨紗起きる気配ねーな…。

 隼斗部屋に来るし、連れてくな!」

「うん。

 梨紗に、私明日退院するから、

 そっち行くって伝言。

 伝えといてくれる?」

「分かった。」



そう言って、

勇太は梨紗をおんぶして、

帰って行った。