私は多分…。 誰にも迷惑かけたくないんだと思う。 ……でも、一歩踏み出した瞬間。 気分が悪すぎて、その先を歩く気力がなかった。 そして私は、その場にしゃがみこんだ。 「梨紗。 だから言ったろ。 お前が無理してんの、バレバレなんだよ!」 「大丈夫、大丈夫だから!」