いや…。 それしか、出来なかった。 気分が悪かった。 でも私は、 迷惑かけられないから、我慢する。 「俺は、桐島恭平。高2、よろしく。」 「俺、工藤光輝。高3、よろしく。」 「僕、内田陽斗(はると)。よろしくね。」 私は、それぞれに『よろしく』 とだけ伝え、ベッドに向かった。