☆HappyDays☆


「病室はここ。

 ロビーからちょっと遠いけど…。

 そこは、我慢しろよ?

 …じゃあ、入るぞ!」

うん。

と、私はうなずいた。

心配はしていないけど。

だけど、緊張する。

どんな人たちなのか、

私を快く受け入れてくれるか。

そんな私の不安を察したのか、

勇太が

『俺がいるから、大丈夫』。

そう、

耳元で囁いてくれた。