葉菜はベッドから下りて何処かにいってしまった。



それにしても、この部屋広いな……。



そう思っているうちに葉菜が帰って来て「ハイッ」と俺にタオルを手渡した。



そのタオルを素直に受け取り、髪をくしゃくしゃと拭いた。



それを見て彼女は犬みたいだと言って笑っていた。