「じゃあ今日からは西宮じゃなくて駿ね!絶対駿って呼ぶ!」



西宮は全部受け止めてくれそうで、西宮に全部頼りたくなる。



「これからは一緒に帰ろう?一緒に学校にも行こう?いっぱいプリクラも撮ろう?」


「うん」


「誕生日も記念日も一緒だよ!あとイベントあったら一緒に過ごそ?」


「うん」



西宮は『うん』しか言わないけど、暖かかった。


あ、西宮じゃない!駿。