「どうしたの真咲ちゃん」



あたしの高校のネクタイやリボンには色があって、目の前の先輩のネクタイは青。


つまり三年生だった。


目の前にいる先輩、倉沢先輩はあたしの彼氏だ。


それも、今まで。



「先輩...別れてくださいっ!...」


「えっ」