結婚白書Ⅳ 【風のプリズム】

恋愛(ピュア)

K.撫子/著
結婚白書Ⅳ 【風のプリズム】
作品番号
824913
最終更新
2023/10/04
総文字数
104,673
ページ数
102ページ
ステータス
完結
PV数
224,206
いいね数
2
うつむいていた実咲の顔が ゆっくりと僕の方へ向けられた

僕も首をかしげて実咲の顔をとらえた


まるで打ち合わせたように

顔が触れあう間際まで互いを見つめ 

すっと目が閉じられる


吸い寄せられた唇が重なると

リズムを刻むように 唇をついばんだ


実咲の部屋で朝を迎えるようになったのは それからほどなく 

大学二年の夏が始まろうとした頃だった


『結婚白書』 最後の物語は、遠野賢吾の恋


***** ***** *****


micoroさん

素敵なレビューをありがとうございました

私もたくさんの元気をいただきました

これからの創作の励みになります





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この作品のレビュー

★★★★★
2018/07/19 23:39
投稿者: micoro さん
素晴らしい

浄化されました。 賢吾くんの許しで、桐原の祖父様によって・・泣けました。 人生誠意を持って真面目に生きて行くことが幸せに繋がるんだと、自分もそう生きてきたけど、他人に「損するよ」と言われて、このままでいいと言った自分道を貫こうと、お話を読んで力をもらいました。 素敵なお話ありがとうございました。

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この作品のひとこと感想

すべての感想数:40

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