―翌日の放課後。




疾風くんは
急いでサッカーをしに
運動場に向かった。




茉莉は
廊下を歩いていた。




少し先に見える先生の姿。




先生………。




駄目。



そう思うなり、
茉莉はクルッと
先生に背中を向けて
歩き出した。





『滝沢!!!』