正義のヒーロー



部活が終わり、帰宅してからケータイとにらめっこしていた。




昨日先に寝ちゃったのはあたし。
だからあたしがゆったんにメールしなくてはいけない。
なんてしたらよいのだろうか。




あたしは一人で、打っては消して打っては消してを繰り返していた。




『お疲れさま(^o^)』




結局これに落ち着いた。




ゆったんは、メールなんてする気分じゃないかもしれない。



だけど、もしかしたら何か話しを聞いてほしいかもしれない。





あたしはただ、ケータイがメールを受信するのを待った。






数分後、ケータイのランプが点滅した。




慌ててメールを開くと、それはゆったんからのメールだった。