……いつの間に寝ていたんだろう。 気がついたら、窓から眩しい朝日が射し込んでいた。 なんとなく気分がよかったあたしは、さっさと用意して、学校に向かうことにした。 別れた次の日に気分がいいなんて、無神経にも程があるとは思うけど…。 朝の空気が気持ちいい通学路も、まだ人気の少ない学校も、朝から頑張ってる部活の声も、今日はすべてが心地よく感じた。