正義のヒーロー



「ほんとはわかってるんでしょ?あたしのこと、准弥くんが言ってたような子って書いてあったし。准弥が送らせたの?」





冷たい声で、淡々と話した。





「テキトーに俺の名前出しただけじゃね?…俺は知らねぇし。」





自信無さげな話し方を聞いてると、疑わずにはいられなかった。






「あたし、ずっと思ってたんだけどさ。毎日メールが来る度に、ほんとに好きなのかって聞かれて、答えても次は電話で聞かれて…。そんなの重たいよ。へんな噂とか聞いたなら、まずあたしに話してよ!じゃないと説明もできないよ!」






少しキツく、准弥に当たった。



きっとこんなのは、初めてだろう。





だけど、准弥からの声は、とても低かった。