正義のヒーロー



「聖愛先輩っ、それがいやなんです!」



突然コトが声をあげた。


「え?」




「聖愛先輩は、ゆうくんと仲良かったし、ゆうくんからもよく話題でるし…。ゆうくんのこと、ゆったんとか言うし!だから、関わってなくても、いやなんです!」





「そんなっ、仲良かったのだって、前のことだよ!」




あたしは必死に抵抗した。




「それでも嫌です。なんかあるたびに、せったんみたいだな。とか、せったんさあとか。いちいち聖愛先輩と比べられてる気がして。コトは、ゆうくんの彼女なんです!」




「わかってるよ?」



コトは、あたしを睨み付けた。



「コトもそう言ってるんだし、聖愛気を付けなね?」



「優芽…。」



優芽までそう言い残して練習に戻って行った。




「ゆうくんが女の子と話すの嫌だけど、聖愛先輩と話すのはもっと嫌です!いちばん嫌なんです!」


コトもそう言い残して練習に戻った。



あたしは、どうしたらいいの…?